クリスマス翌日。どのお店もセールが始まる日なのですが、人混みの中に出かける気力がなくて、家に籠もってチクチクとオットのベストの修理。

なんでもDIYでパイプの溶接？をしているときに、薬剤で生地が溶けて穴が開いてしまったそうで。穴から中綿が飛び出た状態をなんとかしてほしいと言われ、どうするかな～と放置すること4ヶ月（笑）。

たまたまダーニングという手法があるのを知り、あ、これでいけるかも？と試しにやってみたのが左下のもの。

穴の部分には、中綿が出てこないようにポリエステル素材の生地を入れて、その上からダーニング。最初はちゃんとダーニングの格子模様にする手法に沿っていたんですが、途中から鳥に見えてきたので、鳥の形に加工。

ちゃんと鳥に見えることに気を良くして、右上のも鳥にしようと思ったのだけど、穴が大きすぎたので鳥ｘ3で。ペンギンにも見えるし、魚っぽくもあるし。そもそもダーニングでもなく、刺繍でもなく、どっちつかずの糸の通し方がフリースタイルすぎて美しくない・・・。

しかも、やっている途中に薬剤が付いてたと思われる部分がピリピリと裂け始めたので、そこは星ｘ2でごまかしました。もはや、穴が塞がればいいんだよね？と、ヤケクソです（笑）。

そんなこんなで、なんとか力技で修理を完了。

むー、やっぱり微妙か。Sandyさん、どう思う？

「これ、べつのぬのに ししゅうして、
ワッペンみたいに はったら よかったんじゃないの？」

うわぁぁ、その手があったか！（遅）。

Sandyに痛いところをつかれてしまいましたが、出来はともかく、ひさしぶりにチクチクやるのも楽しかったです。オットにはIt'll do the jobだと言い切って渡しましたが、思いの外、喜んでいたので、結果オーライってやつですね（でもお願いだから自宅用にしてください）。

ちなみに。ダーニングは、靴下やセーターなど柔らかい素材の洋服などでやると、やり方次第ではそれが却って味になって素敵に修復できるようです（参考：ダーニング・サンプラー）。

なんとなく要領はわかった（ほんとか？）ので、虫食いのあるセーターの修理をやってみようと思いましたよ。次は自己流に走らずにちゃんとやります（笑）。